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成長期の「今」しかできない、痛みの少ないデジタル矯正治療
当院が採用している子ども向けのマウスピース矯正「インビザライン」シリーズは、成長発育の途中にある子どもの顎の骨をコントロールし、将来的な抜歯のリスクを減らすことができる、画期的な矯正システム。そして、インビザラインには、成長期の子ども特有の口内環境に特化した子ども版のパッケージが用意されています。ここでは、当院で対応している「インビザライン・ファースト」と「インビザライン・ティーン」について紹介していきましょう。

インビザラインとは:世界中で選ばれているマウスピース
「インビザライン」は、米国アライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置です。これまでに世界で1,400万人以上(※2023年時点)の治療実績があり、その膨大な臨床データをAI(人工知能)が解析することで、一人ひとりに最適な歯の動きをシミュレーションします。
インビザラインの大きな特徴のひとつは、デジタルの力を駆使していること。治療開始前に、今の歯並びが矯正治療によってどのように変わっていくのかを3Dアニメーションで確認できるため、保護者の方もお子様も治療後のイメージを共有した状態でスタートすることが可能です。

小学生向けのインビザライン・ファースト
乳歯と永久歯が混ざり合っている時期に行う、主に小学生を対象とした第1期治療専用のシステム。「顎を広げる」と「歯を並べる」の両方を同時にできる画期的なマウスピース型装置です。
治療の仕組み
口腔内を小型カメラでスキャンした3Dデジタルデータをもとに、お子様専用の透明なマウスピース(アライナー)を段階ごとに作成。1週間〜10日ごとに交換していくことで、少しずつ歯列の幅(アーチ)を広げ、永久歯が生えるためのスペースを作ります。同時に、すでに生えている前歯のガタガタやねじれもきれいに整列させることができるため、効率よく短期間で矯正することが可能です。
メリット
痛みが少ない
柔らかい素材を使用しており、ワイヤーのように粘膜に刺さる痛みがありません。小さなお子様でも嫌がらずにつけられることが多いです。
型取りが楽
ペン型の口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」で口の中をなぞるだけ。数分で精密な歯型を採得できます。
取り外して食事ができる
食事や歯磨きの時は外せるので、給食のメニューに制限はありません。装置に食べカスが詰まることもなく、むし歯のリスクを最小限に抑えられます。
年齢の目安
6歳頃〜10歳頃まで
※「6歳臼歯(第一大臼歯)が生えていること」「前歯の少なくとも2本が永久歯であること」などの適用条件があります。
治療期間の目安
約1年半(18ヶ月)以内
※必要があれば第2期治療(仕上げの矯正)へ移行します。
中高生向けのインビザライン・ティーン
永久歯が生え揃ってくる主に中学生・高校生を対象としたシステムです。大人のインビザラインとほぼ同じ機能を持っていますが、思春期のライフスタイルやまだ残っている成長力を考慮した「10代専用の機能」が追加されています。
治療の仕組み
基本的には大人と同じく、ペン型の口腔内スキャナー「iTero」で採取したデータから精密に計算して作られたマウスピース(アライナー)を一定期間ごとに交換しながら歯を動かします。最大の特徴は、出っ歯傾向のあるお子様に対して、下顎を前方に誘導する「プレシジョン・ウィング」という機能を追加できる点。顎の位置を正しいポジションへ導き、バランスの取れた横顔を作ります。
メリット
見た目を気にせず過ごせる
多感な時期のお子様にとって「装置が見える」ことは大きなストレスです。インビザライン・ティーンなら、至近距離で会話してもほとんど気づかれません。
部活や習い事を邪魔しない
取り外しができるので、吹奏楽部(管楽器)や身体接触のあるスポーツ(サッカー、ラグビー等)でも、パフォーマンスへの影響が極めて少ないです。
装着時間がわかるインジケーター
マウスピースに青いマークがついており、装着していると色が薄くなります。「ちゃんとつけているか心配」という保護者の方も、使用状況を目で見て確認できます。
永久歯の萌出サポート
まだ生えきっていない永久歯がある場合、その歯が自然に生えてくるスペースを確保した形状で製作できます。
年齢の目安
11歳頃〜18歳頃まで
※第2大臼歯(12歳臼歯)が生え始めている段階から適応可能です。
治療期間の目安
2年〜3年程度
※歯並びの複雑さによって期間は異なりますが、ワイヤー矯正と変わらない、あるいはより短い期間で終了するケースも増えています。
インビザラインシステムを使った矯正治療の流れ
初診相談(カウンセリング)
歯並びのお悩みや、生活スタイル(部活や受験など)について伺い、インビザラインが適しているかをお話しします。
精密検査・スキャニング
レントゲン撮影や3Dスキャナー「iTero」を使用し、口腔内の情報を可視化します。
治療計画の立案(クリンチェック)
スキャンデータをもとに、歯科医師がコンピュータ上で歯の動きを設計。「どのくらいの期間で、どう変わるか」を3Dアニメーションでご確認いただきます。ご納得いただけたら、専用のマウスピースの製作を発注します。
治療開始
オーダーメイドのマウスピースが届いたら、着脱の練習や取り扱い方法をご説明。いよいよ治療スタートです。
定期チェック(月に1回)
基本的にマウスピースの交換はご自宅で行うため、通院回数は少なめ。来院時は、歯の動きのチェックやクリーニングを行います。
保定期間
歯並びが整ったら、後戻りを防ぐための「リテーナー(保定装置)」の使用を開始します。
治療中の注意点
装着時間は「1日20時間以上」
食事と歯磨きの時間以外は、基本的につけっぱなし。学校に行っている間も、寝ている間も装着します。治療の初期段階では「学校で給食の後に付け忘れて、そのままポケットに入れたまま帰ってきた」というケースがよくありますので、習慣化するまでは保護者の方のサポートが必要です。
マウスピースの紛失
透明で軽いため、外してティッシュにくるんで置いておくと、ゴミと間違えて捨てられてしまうことがあります。外した時は必ず専用ケースに入れる癖をつけましょう。
むし歯ゼロを目指すケア
装置自体は取り外して洗えるため衛生的ですが、歯磨きが不十分なまま装着すると、マウスピースの中で菌が繁殖し、むし歯のリスクが高まります。特に、糖分を含むジュースやスポーツドリンクを飲んだ後は、必ずうがいや歯磨きをしてから装着するようにしてください。
羽犬塚駅周辺で出っ歯や受け口など歯並び治療に対応した歯科医院をお探しの方へ
当院では、お子様の成長段階や歯並びの状態に合わせて、目立ちにくく負担の少ないマウスピース矯正をご提案しています。
学校生活や部活動にも配慮した治療計画をご案内しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

