目次
原因から歯並びを治す。子どものための機能的矯正
子どもの歯並びが悪くなるのには、遺伝以外にも明確な原因があります。それは「口呼吸」「舌の悪い癖」「飲み込み方の異常」といった、口周りの筋肉の機能不全です。
当院では、そんなお子様の歯並びを根本原因から改善する「ORT矯正(オルト矯正)」を導入。お子様自身の成長する力を正しく導き出すことで、結果としてきれいな歯並びと健康な顔貌を手に入れる、予防のための矯正治療プログラムです。

ORT矯正とは:呼吸・飲み込み・姿勢から整える、後戻りのない健康な発育
ORT矯正とは、日中1〜2時間と就寝時にマウスピース型の矯正装置を装着するとともに、MFTと呼ばれる口や口まわりのトレーニングを行うことで、歯並びと噛み合わせを改善する治療法です。
従来の矯正が歯に機械的な力をかけて移動させたり、顎を物理的に広げたりする対症療法だとするなら、ORT矯正(オルト矯正)は原因療法。舌を正しい位置(上顎の天井)に誘導する、口呼吸を鼻呼吸に変える、唇を閉じる力を鍛えるなど、機能を改善することで天然の矯正力を磨きます。
その結果、顎は適切な大きさに成長し、永久歯が自然ときれいに並ぶスペースが確保。歯を並べるのではなく、「歯が並ぶ環境を作る」のがORT矯正(オルト矯正)の真髄です。
メリット
装置による痛みがほとんどない
使用するマウスピース型装置は、柔らかいシリコンやポリウレタン素材でできています。ワイヤー矯正のような締め付けられる痛みや口内炎の辛さがほとんどありません。初めてのお子様でも抵抗なく始められます。
マウスピースは家にいる時だけでOK
マウスピースの装着時間は、日中の1時間程度+就寝時のみ。学校や習い事に装置をつけていく必要がないため、見た目の恥ずかしさや紛失リスクがなく、スポーツ・楽器演奏にも全く支障がありません。
舌のトレーニングで顔立ちまで整う
舌のトレーニングで口周りの筋肉が正しく機能すると、だらんと下がっていた口元が引き締まり、キリッとした顔立ちに。また、舌の筋肉が鍛えられることで舌根沈下による気道狭窄を予防できるため、姿勢改善にもつながります。
鼻呼吸で病気に強い体に
口呼吸から鼻呼吸への改善も促します。鼻呼吸が定着すると、冷たく乾いた空気が直接喉に入らなくなるため、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる効果が。また、アレルギー性鼻炎や喘息の症状緩和、いびきの改善など、健康レベルが底上げされます。
後戻りが少ない
ORT矯正(オルト矯正)は筋肉のバランスごと改善しているため、治療終了後もその環境が維持され、きれいな歯並びが安定しやすいという大きな利点があります。
年齢の目安
5歳頃(年長)~10歳頃
乳歯と永久歯が混ざっている時期は、骨が柔らかく顎の成長をコントロールしやすいタイミング。12歳を過ぎて永久歯が生え揃い、顎の成長が止まってしまうと、ORT矯正(オルト矯正)単独での治療は難しくなります。
※「受け口」や「顎のズレ」といった骨格的な歪みが見られる場合は、3歳~4歳からの早期治療をお勧めする場合もあります。
治療期間の目安
1年~2年程度
アクティブ期間(SUP:約3ヶ月、TRP:約1年)
装置を装着し、トレーニングを集中的に行い、歯並びと噛み合わせを改善します。
保定期間(約1年~)
きれいになった歯並びを安定させ、正しい鼻呼吸や嚥下(飲み込み)の習慣を定着させます。永久歯への生え変わりが完了するまで経過を見るのが理想的です。
治療の流れ
初診相談
歯並びのお悩みだけでなく、口呼吸や指しゃぶり、いびきなどの生活習慣についてもお伺いし、ORT矯正(オルト矯正)が適しているかどうかを診断します。
精密検査
レントゲンや歯科用CTなどで口腔内、気道をしっかりと検査。現在の骨格や歯の状態を詳細に分析します。
診断結果の説明・治療計画
検査結果に基づき、具体的な治療方針、使用する装置の種類、期間について詳しくご説明します。
治療開始・トレーニング指導
お子様専用の装置をお渡しし、着脱の練習を行います。同時に、ご自宅で行っていただく「お顔の運動」や「舌のトレーニング」などを指導。治療開始からしばらくはトレーニングを習得していただくために週1回程度の通院となります。
TRP(1ヶ月に1回程度)
定期的に来院いただき、歯の動きや顎の成長を確認します。また、トレーニングが正しくできているかチェックし、モチベーションを維持するための声かけを行います。
治療終了・経過観察
目標とする歯並びと口腔機能の改善等の治療の目標が達成されたら徐々に装置の使用頻度を減らし、永久歯が生え揃うまで定期検診を継続します。
治療中の注意点
お子様のやる気が全てです
取り外し可能な装置と自主的なトレーニングによる治療のため、お子様自身がやらないという選択をすれば治療効果はゼロ。「毎日必ずつける」「宿題のようにトレーニングをする」という習慣づけが不可欠です。保護者の方は「頑張ってるね!」「かっこよくなってきたね!」とポジティブな声かけでサポートしてあげてください。
鼻づまりがあると難しい場合も
重度のアレルギー性鼻炎やアデノイド肥大など、鼻で息ができない場合は、まず耳鼻科での治療を優先していただくことがあります。鼻が通っていない状態で口を閉じる装置を入れると、苦しくて続けられないからです。
「将来への贈り物」としてのORT矯正
ORT矯正(オルト矯正)の最大の価値は、「歯並び」という目に見える結果以上に「正しく呼吸し、正しく食べられる機能」をお子様にプレゼントできる点。お子様の成長のエネルギーを正しい方向へ少し修正することで、将来の健康状態は劇的に変わります。
成長期という限られたチャンスを逃さないよう、まずは一度ご相談ください。
羽犬塚駅周辺でORT矯正(オルト矯正)に対応した歯科医院をお探しの方へ
当院では、歯並びが悪くなる根本原因に着目し、呼吸や舌の使い方、飲み込み方まで整える小児矯正をご提案しています。
お子様の成長する力を活かしながら、将来の健康ときれいな歯並びを見据えた治療を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

